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伊藤滋 (建築家)[いとう しげる]
伊藤滋(いとう しげる、1898年 - 1971年)は、日本の建築家。鉄道省に所属し大正から昭和にかけて鉄道関連の建築諸施設を手がける。旧国鉄の駅舎建築を主導、駅の近代化と民衆駅方式を提唱。鉄道省建築課長、日本建築学会会長を歴任。建築生産の近代化を推奨し建築経済分野の基礎を築く。工学博士。東京都出身。
== 人物 == 1923年、東京帝国大学工学部建築学科卒業。鉄道省工務部建築課配属。戦前期の鉄道省、戦後の運輸省につとめる。1943年から運輸省鉄道総局施設局建築課長。1947年、退職。 1948年、学位取得。同年、日本停車場株式会社取締役副社長。日本建築学会では都市不燃化促進委員をへて1951年、日本建築学会会長。1952年から鉄道会館専務、1961年代表、1965年会長。1954年から1966年まで、日本建築学会建築経済委員会委員長。 1965年、鉄道建築協会会長。株式会社日本建築センター代表取締役、1965年同社理事長、1970年に同社会長。1970年、財団法人日本建築センター評議会会長。 主な代表作品には、富山駅、御茶ノ水駅・旧交通博物館・旧万世橋駅、大阪鉄道管理局庁舎、鉄道省本庁舎、東京駅戦災復興と八重洲口など、国鉄の旅客駅舎多数。また日野駅駅舎の設計者説も濃厚。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊藤滋 (建築家)」の詳細全文を読む
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